『偉大なる冒険者・水銀燈の華麗なる日常』を読んだ
- 完結 7話+エピソード
- オリジナル
- ファンタジー ダンジョン 冒険
- 偉大なる冒険者・水銀燈の華麗なる日常 まとめ(やる夫叙事詩)
あらすじ
悪い魔法使いが作った地下ダンジョンを攻略する話。
レビュー
ダンジョン攻略の物語かと思いきや、そのダンジョンが国の経済に欠かせないものになってしまっていて、まともに手が出せなくなってます。冒険というよりお金か稼ぎの話です。まぁ王道ではないということで、それだけで読みたくなります。
やる夫、やらない夫の強さがそこそこで、楽勝で爽快な場面もあるし、ちょっと強い敵にピンチになって熱い場面もあるし、難易度は良い感じです。まぁ得に熱いの経済関連です。バブルがはじけます。
せっかくなので関係ないけどバブルの話をします。もうレビューは終わりました。ここから関係ない話です。バブルって知ってますか?80年代後半に起こった好景気のことです。今不景気じゃないですか。その逆です。銀行預金の年利が3%ぐらいありました。10年預けると元手が倍になると言われてました。今は0.005%ぐらいです。税金も引かれるし利子なんかないも同然です。
株ってあるじゃないですか。株式会社は株を売ってるじゃないですか。一株いくらって値段があるじゃないですか。企業の売り上げやなんやらから妥当な株価を計算するんですけど、それが嘘みたいに高くなったんです。この会社の能力なら30円あたりが妥当なのに300円になったりしたんです。中身がないのに株価だけ大きく膨らんだんです。それがバブルです。中身がないのに膨らんだからバブルです。膨らんだ理由は知りません。
それが本来の株価に戻りました。ある日一気に戻るんです。それがバブルがはじけたってことです。物価が暴落したんです。例えばローンで土地を買ってた人なんかは最悪です。一億借りて買った土地が1000万の価値になって、まだローンが5000万残ってるとか、しかも給料下がるし、首をつるレベルです。1000万の価値のものに何年もかけて5000万払い続けないといけないんです。逆にお金を使わなかった人なんかは大もうけです。物価がこれから安くなるので。
だから今みたいな不景気中はバブルとは逆で、お金を使ったほうがいつか景気があがったときに大もうけです。今度はお金を貯めているほうがクビを吊る番です。貯めた1000万で100万円分しか買えなくなります。まぁそのタイミングを読むのは絶対無理だけど。
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