2014年6月11日水曜日

『やる夫の祖父は七回死ぬようです』を読んだ

『やる夫の祖父は七回死ぬようです』を読んだ

あらすじ

一日を9回ループする特殊能力を持ったやる夫が殺人事件を解決する話。

レビュー

9回固定でたまにループしちゃう体質らしいです。発動タイミングも終了条件も自分で設定できないので不便です。今回は偶然殺人事件が起きた日に発動したのでラッキーです。じいちゃんが死んだのが今日でよかった。なぜそんな体質なのかの謎は解けません。その設定はふまえて疑わずに読みましょう。

見どころはどうやってもおじいちゃんが死んでしまうところです。まぁループものってそういうのが普通なのでこれくらいはネタバレにならないかと。大丈夫かな?いや、恐れてはいけない。もう少し踏み込もう。一回のループで死因が分かっちゃうんですけど、次の日その邪魔をすると他の要因で殺されたりします。登場人物みんな動機あり。

あとは、ラストのオチが弱いかなと。ミステリーって一回解決したあとにどんでん返しがくるじゃないですか。それがなんか、なんだろ、まぁ弱いです。詳しく言えなくてもどかしい。まぁなくてもいいぐらいの弱さ。一回解決したところで終わってもおそらく評価は変わらない。




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